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おはぎと大福

おはぎはうるち米ともち米を混ぜ合わせたもの、もしくはもち米のみを蒸して米粒が残るくらいに軽くついて丸めたものを餡で包んだものです。

 

おはぎはもち米のまわりの小豆の粒の様子が萩の花が咲いている様に良く似ていることから萩の餅や萩の花と呼ばれていました。それを宮中の女官たちが「お萩」と呼んだことが名前の由来だと言われています。

 

昔から法事など行事の際に家庭で作られる素朴な和菓子として人気があります。また、作られる季節によって名前が異なる場合があります。春に作られるものを「ぼたもち(牡丹餅)」秋に作られるものを「おはぎ(お萩)」と呼ぶことがありますが、現在ではほとんど区別されることはありません。

 

一方大福は小豆餡を餅で包んだ和菓子で、現在ではコンビニエンスストアでも売られているほどポピュラーな和菓子です。大福も元々はおはぎと同様に家庭で作られていたものですが、江戸時代になると店で売られるようになりました。当時の大福は時間が経つと硬くなってしまうので火鉢で軽く焼いて食べていました。焼くことで香ばしい香りがするので昭和初期までは焼いて食べるのが大福の当たり前の食べ方でした。

 

現代では大福の餡の中にイチゴが入った「いちご大福」が大流行しました。餡の甘さとイチゴの甘酸っぱさが妙にミスマッチして今までに無かった味として人気を得ました。他にも餡の中に豆やヨモギを入れたものや餡の代わりにカスタードクリームを入れたものなどたくさんの種類の大福が登場しています。