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和菓子の分類(3)

饅頭はとても多くの方に愛されている和菓子の一つですが、この饅頭一つを取ってみても非常にたくさんの種類があります。

 

饅頭は大別すると「蒸し饅頭」と「焼き饅頭」に分けることができます。「蒸し饅頭」は餡を皮で包んで蒸し上げたもののことを言います。餡はさらに、小豆を使用した小倉餡とこし餡、栗を使った栗餡、エンドウ豆で作った緑色のきれいなうぐいす餡の他、甘辛い味噌餡、風味の良い抹茶餡、柚子餡など非常に多くの種類があります。皮の部分は小麦粉を使ったもの以外にも皮の材料によって饅頭の名称が異なる場合があります。米粉を使った上用饅頭、そば粉を使ったそば饅頭、葛を使った葛饅頭などが有名です。他にもかるかん粉を使ったかるかん饅頭や酒麹を使って発酵させた酒饅頭などがあり、代表的なものだけでも数十種類にものぼります。

 

「焼き饅頭」にはオーブンで焼いた栗饅頭やカステラ饅頭などが分類されます。焼き饅頭は南蛮菓子の影響を強く受けているものが多いのが特徴です。

 

饅頭に分類される和菓子は日本全国どの地域にもあり、それぞれの郷土色を活かした饅頭となっています。福岡名産のひよこ饅頭、広島名産のもみじ饅頭、名古屋名産の鬼饅頭、熊本のいきなり饅頭、坂出のかまど饅頭などが有名です。饅頭は規格品ではないので形や大きさ、皮や餡などにそれぞれ自由なアイデアを盛り込むことができるのです。このため全国各地にたくさんの饅頭が存在することになったのです。