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和菓子の分類(1)

現在、和菓子には非常にたくさんの種類がありますが、大別すると「生菓子」「半生菓子」「干菓子」に分けることができます。これはお菓子に含まれる水分の量によって分類された方法となります。

 

しかし、同じ羊羹であっても練りのしっかりしたものは半生菓子に分類されますし、水羊羹など柔らかく仕上げたものは生菓子に分類されてしまいます。つまり、同じ種類の和菓子であっても製造法によって分類が異なってしまうことがあるということになります。また、分類の基準も様々で、さらに細かい小分類になると材料によって分類されるものや製造方法によって分類されるものなどもあります。

 

このため分類には色々な要素が組み合わされているので非常に分かり辛いものとなっていることも事実です。

 

これにはある理由が考えられます。それは和菓子がそれぞれの地域によって独自の発展を遂げたことによるものからきています。現代のように流通や情報伝達技術が発達していない時代から作り続けられている和菓子は、それぞれの地方の特産物などを材料にして作られていました。そのため、同じ素材を使用したものであっても作られている地方によってはまったく違うものになることもあります。また逆にかなり距離の離れた地域であっても非常に良く似た和菓子が作られていることもあるのです。

 

また、明治以降に洋菓子の技法や道具が導入されたことも和菓子の種類が非常に多くなった理由であると考えられます。