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寒天

寒天の登場は和菓子の歴史を大きく変えたといっても過言ではないほどです。寒天は海藻の煮汁を寒冷乾燥させて作ります。同様のものにところてんがありますが、ところてんの歴史は寒天よりもずっと古く平安時代に中国から日本に伝わったと言われています。寒天が誕生したのはそれよりずっと後の江戸時代と言われています。ある寒い冬に残り物のところてんを外に出しっぱなしにしてしまったところ、ところてんが凍ってしまいました。そのまま置いておくと今度は太陽の日差しで溶けて水分とアクが流れ落ちて自然乾燥された状態になりました。そして今度はそれに水で煮ると再び固まったことから寒天が誕生したと言われています。寒天は羊羹には無くてはならないもので、その他の和菓子のも数多く用いられています。

 

現在寒天にはいくつか種類があります。角寒天は棒状になった寒天で使用する前に水に浸しておく必要があります。この角寒天1本分が和菓子を作る時の寒天の基準値になっています。糸寒天は糸のように細長い寒天です。角寒天よりも溶けにくい性質がありますが、凝固力や弾力性に優れているという特徴を持ちます。粉末寒天は寒天を粉状にしたものです。粉末寒天6gが角寒天の1本分になります。粉末寒天は他の寒天のように水に浸してもどす必要がありません。その上凝固力が一番強いという特徴があります。しかし、弾力性に乏しいという欠点もあります。

 

寒天は食物繊維も豊富でカロリーがほとんど無いので小さな子供からお年寄りまで安心して食べられる材料となります。