スポンサード リンク

団子と羊羹

加工品としての団子の登場は縄文時代と言われています。縄文時代ではまだ食料が充実していなかったため、硬い木の実などをすり潰して粉状にして水にさらすなどアク抜きをしてから団子状にして食べるようになったのが団子の原型であると言われています。

 

現在の団子は米などの穀物の粉をこねて蒸すなどして熱を加えたものを丸めたもののことです。砂糖醤油をつけたもの、きな粉をまぶしたもの、小豆餡で包んだものなど団子は今では砂糖が加えられて甘くしたものがほとんどですが、昔は保存食であったため砂糖を加えないものが多くありました。

 

団子はでんぷん質が多いため、時間が経つと硬くなりますが、生地を蒸した段階で砂糖を加えてよくつくと硬くなることを予防して日持ちをさせることができます。菓子としての団子は三色団子、みたらし団子、醤油団子、吉備団子、笹団子、ゴマ団子、草団子など非常に多くの種類があります。

 

羊羹は中国から伝わった点心から生まれたものだと言われています。しかし、この点心で出されていた「羹(あつもの)」は羊の肉が入った汁ものでした。当時の日本では獣肉を食べる習慣がなかったため小豆や小麦粉で羊肉に似せて作り、代用していました。これが羊羹の始まりとなりました。当初は蒸して作っていた羊羹ですが、1800年頃の江戸時代にところてんを加工したものとして寒天が作りだされたことで、現在の煉りものとしての羊羹が生まれました。羊羹も団子同様とても多くの種類があります。