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古代の菓子とは

古代では現代のように食べ物がいつでもすぐに手に入るというわけではなかったので、空腹になると自然に生えている木の実や果物を採って食べていました。このちょっとした間食が現在のお菓子の起源と言われています。古代はまだ食べ物を加工するという技術がなかったため、木の実や果物の天然の甘さを特別なものと感じて主食と分けて考えていたと思われます。

 

その後は木の実を天日干しにして保存食にしたり、石臼などで粉々に砕いて保存したりするようになりました。まだ農耕が発達する以前の頃はまだ食物が十分でなく、様々な種類の木の実を食べていました。その中にはアクの強いどんぐりなどもありました。しかし、どんぐりなどはアクが強いためそのまま食べることができないので粉々に砕き、水に晒すなどしてアクを抜いて団子のように丸めて熱を加えて食べていたようです。これが現在の団子の原点だといわれています。そしてその後餅が登場します。餅は日本最古の加工食品と呼ばれ、当時は非常に神聖なものとして扱われていました。

 

現在の菓子は砂糖を使用して甘みを出していますが、古代ではでんぷんを発酵させて糖に変えた飴が使われていました。その後は麦芽が甘味として使われるようになります。また、あまづらという蔦の汁を煮詰めてシロップにしたものが甘味として使わることもありました。砂糖が大陸より伝わったのが西暦750年頃ですが、一般的に食べられるようになったのは江戸時代以降のことになります。